お知らせ

FW2-G 田んぼアートが出来るまで

FW2-G 「籾からコメを栽培して環境と地域を考える ―開出今圃場での挑戦―」では田んぼアートを制作しています。2025年の田んぼアートが出来るまでを紹介します。

4月14日 田植え前に、水田に有機肥料(魚粉)を散布します。

施肥作業
施肥作業

4月21日 水田に植えるイネの苗箱作りも自分達でやります。

苗箱づくり
苗箱づくり

5月12日 木枠をころがして、イネの苗を植える地点に目印をつけていきます。息を合わせて押さないとうまく動かないので難しい…。

植え付けの準備
植え付けの準備

いよいよ全員で田植えです!アートのデザインに合わせて種類の異なるイネの苗を手で植えていきます。泥だらけになっても頑張りました。

6月2日 苗が育って少しずつ絵柄がわかるようになってきます。

田んぼアート

6月23日 田んぼアートの奥の圃場では酒米(お酒の原料にするお米)を栽培しています。 その圃場では除草剤を使わず、土をかき回す機械を人が手で押して除草しています。 また、生物調査や肥料の調査も行っています。 

酒米圃場の除草
酒米圃場の除草

田んぼで取ってきた昆虫などを分類しているところです。

酒米圃場で生物調査

肥料成分の違いでどのようにイネの生育が違うのかを調べています。 

酒米圃場でイネの生育調査

6月30日 田んぼアートの様子

田んぼアート

7月14日 アートデザインがはっきりわかるようになりました。                  今季のデザインは「飛び出し坊や」です。

田んぼアート

イメージビジュアル受賞作品のご紹介

「環境フィールドワーク イメージビジュアル大募集!」へ多数ご応募いただき、ありがとうございました。                                             厳正なる審査の結果、受賞作品が決定いたしました。入賞作品は環境フィールドワークのWebページのトップ画像として掲載させていただいています。                            今回受賞した作品をご紹介いたします。

【最優秀賞】

環境生態学科 学生

タイトル:大学、飛び出しちゃえ                               説明:環境フィールドワークは大学を飛び出し実際のフィールドに出て環境について学びます。
学生が足を大きく伸ばして地面を蹴っている姿は大学を飛び出すことを表現しました。また、カモの視点を借りて、環境フィールドワークを通して視野を広げ、様々な課題と魅力を見つけられるようになりたいという願いを表現しています。星のように描かれた場所には自転車や琵琶湖、山、川、里、竹林、ヨシなど環境フィールドワークの要素を盛り込み、楽しんで調査をして欲しいため見るとワクワクするようなイメージビジュアルにしました。

【優秀賞】

生物資源管理学科 濱井 姫依 さん

タイトル:自然から学ぶ                                   説明:フィールドワークの授業の特徴は県大を飛び出して学べることだと思っています。なので、大学内の授業だけでは見ることが出来ない、様々な自然を大きく描きました。川や田んぼ、山や竹をイメージした舞台の中央には、琵琶湖を配置しています。滋賀県でフィールドワークをする上で非常に大切な存在だからです。また、琵琶湖を中心として自然が循環しているようなイメージもあります。その中で船や足跡を散りばめることで自然から学ぼうとする姿を感じてほしいです。

【入賞】

環境建築デザイン学科 学生

タイトル:A Drop of Life                                   説明:環境フィールドワーク1で学んだ要素を集約し、全体の形をしずく型に設計した。この形には、生命の泉として広がる世界を象徴する意味を込めている。また、全体の統一感を重視し、遠くからでも視認しやすいように、明るめの色彩を工夫した。色の調和と視認性の両立を図ることで、より印象的で効果的なデザインを目指した。

環境建築デザイン学科 学生

タイトル:滋賀歩き                                     説明:自分で撮った写真や環境フィールドワークのウェブサイトから、いくつかポイントをつかみイラストに描きました。左に描いた琵琶湖は、私が高校2年の時に彦根城天守閣から撮ったものをそのまま描きました。この時撮った写真は、このように時を流れて無駄なく利用されているため、エコです。また、学生のフィールドワークの様子、右下には滋賀県立大学のシンボルとも言えるえんぴつ塔を描きました。

環境生態学科 エビノコバン推し さん

タイトル:青春の投網                                    説明:実際の調査の写真をイメージビジュアルとして使えるようにしました。水面に青い空が映っており、まさに私たちの青春の1ページを切り取った作品となっています。

環境生態学科 中本 聡 さん

タイトル:桜の川                                      説明:川に落ちて流れる桜が、まるで天の川のように美しく流れていることに感動しました。

オープンキャンパスに参加します

2025年度滋賀県立大学オープンキャンパスで環境フィールドワークもパネル展示いたします。
是非お立ち寄りください。

場所環境棟2階 B2棟~B3棟の2階廊下
日時7/19(土)、20(日)全日開催
展示内容ポスター展示
案内案内チラシはこちら

FW2-E バス学外実習へ行きました

6月23日 FW2-E「生態系と調和した農業を考える」は、高島市今津町の西坂農機さんを訪問し、地域の農家さんの田んぼから出るもみ殻(収穫したお米の玄米を包んでいる殻。現在、この野焼きは禁止されている。)を低酸素下で高温加熱して炭化し安定なバイオ炭を製造、土壌改良材として活用する実証実験の現場を見学せていただきました。                                

バイオ炭は、土壌への炭素貯留により地球温暖化を緩和する手段としても期待されています。

バイオ炭製造現場の視察
バイオ炭製造現場の視察

FW2-I 「木と生活」 実習の一部を紹介します。

5月19日 滋賀県森林組合伊香事業所の間伐森林および内保製材を訪問。森林の管理や伐採、製材、住宅建築の現場を見学し、木材産業における経済について学びました。

間伐森林
内保製材見学

5月26日 おがくずなどで製造された菌床を用いたシイタケ生産を体験。実際に子実体を発生させて、収量から採算性についても考察しました。

シイタケ生産体験

6月9日 滋賀県立大学構内を散策。切り株に発生したヒイロタケ(写真)など、木を腐朽させるきのこ類を観察し、A7棟講義室に使用されているびわこ材について学び、継ぎ手や仕口、腐朽を避ける木材の使用方法について実例を観察しました。

きのこ類の観察
A7棟講義室を見学

6月16日 多賀町産の木材を使用した多賀町中央公民館「多賀結いの森」を訪問し、木材における地産地消の考え方や現代の木造建築物における木材利用の実例を見学しました。

「多賀結いの森」を訪問

イメージビジュアル募集期間延長!

イメージビジュアルの募集期間を、6月3日(火)17:00までに延長します。
ぜひご応募ください。

応募
資格
滋賀県立大学 環境科学部の学生 (1回生〜4回生)
応募
方法
右下の QR コードの「応募要項」をお読みいただき、「応募フォーム」から応募ください。作品は4:3の横長(推奨画像サイズ1200×800px以上)で、JPEG、PNG、PDF 形式のものを添付してください。
応募
締切
2025年6月3日(火)17時締切
選考
方法
2025 年度の環境フィールド委員会の審査により決定します。選考結果については、令和 7 年 6 月上旬頃、環境フィールドワークのHP にて公表を予定しています。作品の採用者には事前に通知いたします。
応募
要項
[応募要項はこちら]
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フォーム
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お問い
合わせ先
滋賀県立大学環境科学部
環境フィールドワーク委員会
E-mail:kankyofw@ses.usp.ac.jp

※チラシPDFファイルはこちら

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